MONTHLY ARCHIVE

2023.05.05

・第1四半期の同前年比営業利益は27%増の2億1,600万ユーロ
・売上高は前年同期の8億1300万ユーロから8億8200万ユーロに増加
・第1四半期販売台数は世界の前年同期比10%増を牽引して、過去最高業績となる3,517台
・ベンテイガシリーズが全販売台数の42%
・南北アメリカの販売台数は39%増の1,157台で過去最高を記録
・アジア太平洋地域と中東の販売台数も大幅に増加
・パーソナライゼーション、リミテッドエディション、コーチビルト製作部門が売上高利益率を24.4%に押し上げ
・ベントレーが掲げる先進的な戦略「ビヨンド100戦略」が功奏

イギリスを拠点とする高級車ブランドのベントレーモーターズは、2023年第1四半期決算が四半期ベースで過去2番目、第1四半期としては過去最高となる好業績を記録したと本日発表しました。第1四半期の営業利益は前年同期比27%増の2億1600万ユーロ、売上高は前年同期の8億1300万ユーロから9%増の8億8200万ユーロでした。

第1四半期は2022年からの好調を維持する結果となりました。2022年の通期決算では営業利益が7億800万ユーロと過去最高を達成し、2018年の営業利益と比べると10億ユーロ近い増加、2021年と比べても3億1900万ユーロの増加という飛躍的な伸びを記録しました。

第1四半期の売上高利益率は前年同期の20.9%から24.4%に上昇しました。リミテッドエディションやマリナーのコーチビルド部門製作モデルの販売を含め、カスタマイズやハイスペックな派生モデルおよび高価なオプションの人気が根強いことが売上高利益率の上昇につながりました。

第1四半期の世界販売台数は前年同期比10%増の3,517台で、こちらも力強い伸びを示しました。南北アメリカは前年同期比39%増の1,157台、アジア太平洋は11%増、中東は66%増と、いずれも前年同期を上回りました。

好調な世界販売と新型車の需要拡大は画期的な「ビヨンド100」戦略を進めるための資金源となります。ベントレーは、この戦略を通して持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーを目指しており、クルー工場に30億ユーロの投資をしつつ、2026年からは5年間で5車種の新BEVモデルの発売を予定しています。

ベントレーモーターズのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは次のようにコメントしています。

「世界的に厳しい状況ではありますが、当社は2022年に引き続き、2023年も好調なスタートを切り、増収増益の達成と売上高利益率の上昇を実現しました」

「南北アメリカでの販売台数が過去最高を記録し、今や、当社の高級車の3台に1台が南北アメリカでの販売であるという目覚ましい成果をあげることもできました。ベンテイガEWBの導入およびセダンであるフライングスパーの人気の高さが販売台数を押し上げた主な要因です」

「当社の流通モデルがバランスよく機能していることは、好業績を維持していくためのプラス材料ではありますが、世界市場にくすぶる課題を引き続き注視しながら、将来に備えたいと思います」

→ 詳しくはこちら(BENTLEY NEWSROOM 英語サイトにジャンプします)