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2020.11.05

ベントレーモーターズが「ビヨンド100」戦略を発表、持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーを目指す

・2030年までにエンドツーエンドにおけるカーボンニュートラル達成、クルー工場でクライメートポジティブを実現
・2026年までに全ラインアップをPHEVとBEVに移行
・2030年までに全ラインアップをBEVに移行
・2021年に新たなPHEVを2モデル発表予定
・2010年をベースラインとして今後5年で工場が環境に与える影響を75%削減し、プラスチックニュートラルも実現
・気温上昇を2度未満に抑えるとしたパリ協定の目標達成を目指すフォルクスワーゲングループに全面協力
・多様な人材を採用し、管理職におけるダイバーシティを現在の2割から3割へと引き上げ
・「ビヨンド100」戦略により、100年の歴史あるメーカーのあらゆる側面を変革

ベントレーモーターズは本日、持続可能なラグジュアリーモビリティのグローバルリーダーを目指し、「ビヨンド100」と呼ばれる事業戦略のさらなる詳細を明らかにしました。ベントレーは真に持続可能なラグジュアリーを提供するためにあらゆる側面から事業を見つめ直し、次の100年に向け、組織全体として二酸化炭素の排出量をゼロにする、つまりエンドツーエンドでのカーボンニュートラルの達成を目標に掲げます。この目標達成に向け、ベントレーの事業全般および製品全般を対象とする変革プログラムを実施し、2026年までに全ラインアップをプラグインハイブリッドとバッテリー電気自動車に切り替え、2030年までにバッテリー電気自動車のみをラインアップする計画を推進します。

ベントレーは今回の発表により、次の100年もエクストラオーディナリーなクルマを作り続けていく姿勢を明確に打ち出しました。12気筒ガソリンエンジンの世界No.1メーカーが今後10年で内燃エンジンを搭載しないクルマを生産するメーカーへと進化し、持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーとして生まれ変わります。

「ビヨンド100」戦略は先進的かつ革新的な経営目標が盛り込まれた20年にわたる長期計画です。ベントレーは自社の事業活動が環境、社会、経済に与える影響に対して社会的責任を果たすという強い自覚を持ち、80年の歴史ある本社工場のカーボンニュートラル化を英国高級自動車メーカーで初めて実現しました。こうした取り組みと並行し、グローバル市場において過去最高となる68の地域へと事業を拡大したことに加え、長期的に安定したビジネスモデルを構築し、新たな100年に向け確固たる基盤を築いてきました。

ベントレーモーターズのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOはこう語ります。「ベントレーは1919年以来ずっとラグジュアリーグランドツーリングの在り方を示してきました。かつてのベントレーボーイズがパイオニアであり、リーダーであったように、私たちも最前線で進化し続けるDNAを受け継いでいます。そして今、『ビヨンド100』戦略に沿って生まれ変わろうとしているベントレーは、今後もラグジュアリーカーメーカーの世界的ベンチマークとして業界をリードしていきます」

「生まれ変わるのは当社の製品だけではありません。信頼される誠実な経営を行いつつ、事業全体を劇的に転換するパラダイムシフトを実現します。100年の歴史を誇るラグジュアリーカーメーカーが今後10年で持続可能かつ倫理に根差したロールモデルへと姿を変え、皆様に新たなラグジュアリーをお届けします」

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