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2020.10.14

・「世界最高のラグジュアリー4ドアグランドツアラー」に人気のV8モデルが登場
・顧客調査により、ショーファーカーからドライバーズカーへと使用目的が変化していることが判明
・4.0リッターV8ツインターボガソリンエンジンが550PS、770Nmを発揮
・0-100km/h加速4.1秒、最高速318km/h
・気筒休止はわずか20ミリ秒、瞬きの10分の1
・航続距離640km*以上、CO2排出量削減
・W12モデルより100kg軽量化し、重量配分の改善と敏捷性の向上を実現
・クワッドエキゾーストフィニッシャーを標準装備、マリナードライビングスペシフィケーションの22インチグロスブラックホイールをオプション装備
・製造拠点となるクルー本社は高級自動車メーカー初のカーボンニュートラル工場

「世界最高のラグジュアリーセダン」を謳うベントレーフライングスパーに新型のV8モデルが登場します。ブランドの象徴とも言えるW12エンジンに加え、高い人気を誇るV8エンジンの追加により、ラインアップの充実を図ります。

この10年間でお客様の動向は様変わりし、フライングスパーをショーファーカーとしてではなく、人を乗せて自らハンドルを握るためのドライバーズカーとして使用される方が大幅に増加しました。アメリカと中国で実施された2件の顧客調査をはじめとする世界的な調査で、40%以上のお客様が週に1度は後席に人を乗せて自ら運転するという結果が報告されています。こうした調査結果に基づき、新たな4‍ドアグランドツアラーの在り方をドライバー目線で見つめ直し、新型V8が誕生しました。贅沢な作りと最新テクノロジーとが織り成す極上のインテリア空間はもちろん健在です。

運転するための車として進化したフライングスパーV8は敏捷性が向上し、エンジンはこれまで以上に個性豊かなサウンドを響かせます。航続距離の延長に伴い、CO2排出量が削減されていることも大きな魅力です。

このクルマの心臓部はベントレーの4.0リッターV8ツインターボエンジンで、最高出力は550PS(404kW)。ツインスクロールターボの恩恵を活かし、2000rpmに達する直前に770Nmという最大トルクを発生します。

このV8エンジンでは燃費性能を最大限に引き出すため、エンジン低負荷時、つまりトルクが235Nm未満で、エンジン速度が3000rpm未満の場合、8気筒のうち4気筒が休止します。気筒休止は約20ミリ秒という瞬きの10分の1の時間で行われるため、乗員が気づくことはありません。

W12モデルより100kg軽量なフライングスパーV8は、俊敏性と応答性が一段と向上し、V8ならではの走り味をもたらします。V8モデルには最新のパワートレインとシャシーが採用され、アダプティブエアサスペンション、トルクベクタリング・バイ・ブレーキ、ドライブダイナミクスコントロール、電動ステアリングなどが標準装備されます。さらに軽快な走りをお望みのお客様には、ベントレーがいち早く採用した48V電動アクティブアンチロール技術(ベントレーダイナミックライド)や、エレクトロニックオールホイールステアリングの搭載をお勧めします。

新型フライングスパーV8には4シート仕様と5シート仕様があり、どちらを選択しても、ドライバーや乗員がクラストップのインテリジェントなテクノロジーを直感的に操作できます。また、業界初のベントレーローテーションディスプレイを搭載すれば、Apple CarPlay®を利用できるほか、衛星地図でリアルな画像を表示したり、ローカルハザードインフォメーションサービスから最新の交通情報などを受信したりできます。

エンジニアリング担当役員のマティアス・レイブ博士は次のようにコメントしています。「当社の調査結果やお客様のご意見、クルマの使用目的の変化などを踏まえて設計された新型フライングスパーV8は、ドライバーが求める性能を提供しつつ、豪華リムジンのような洗練性、快適性、最新技術で乗員をもてなします」

「フライングスパーシリーズは威風堂々としていながらも実に優雅なクルマです。ベントレー伝統のデザインが息づき、最高峰の職人技が注ぎ込まれ、本物の素材とディテールへのこだわりにあふれています。新型フライングスパーV8には最新のトライバーアシストシステムとインフォテインメントシステムも搭載され、どんなときも乗る人の安心安全とくつろぎのひとときをお約束します」

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